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おすすめ絵本3

エルサ・ベスコフ “ペレのあたらしいふく”

子羊を大切に育ててきたペレ。
あるとき彼は、自分の服が小さくなっていることを感じると同時に、ペレの子羊も一緒に大きくなって、毛がモコモコになっていることに気づきました。
新しい服が欲しくなったペレは、どうするのでしょうか。服は一人では作れません。

まず、彼は子羊の毛を刈ることにします。そして、おばあちゃんのところにいき、 毛をすいてほしいとお願いします。
ところが、おばあちゃんは、にんじん畑の草取りをしてくれたら、 毛をすいてくれると言います。ペレは、にんじん畑の草取りをします。
きれいになった毛をもって、次はもう一人のおばあちゃんのところにいき、 糸に紡いで欲しとお願いします。
今度は、おばあちゃんの牛の世話をしてくれるなら、糸を紡ぐよと言われます。

そのあともペレがお手伝いをするたびに、新しい洋服が出来上がっていくのです。
新しい服のために、ペレはたくさん働きます。そして、素晴らしい服が出来上がったのです。
お手伝いをたくさんして、新しい服を手に入れたペレでしたが、 最後にペレは子羊に、「ありがとう」と言います。
このお話はペレが淡々とお手伝いをして、徐々に服が出来上がっていく様子が描かれています。
目的をもって、それを手に入れるまでの努力の大切さ、目的を達成するためには、 たくさんの人の協力があるということを教えてくれたような気がします。
目的をもつことの大切さ、達成するための努力、 そこに関わる人への感謝の気持ちをお子様には伝えていきたいですね!

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